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ライチ好きが教える生ライチの食べ方・むき方(写真付き)

ライチ(とりわけ冷凍じゃない生ライチ)が大好きです!

子どもの頃、ステーキハウス「フォルクス」のサラダバーで出会った冷凍ライチに衝撃を受けました。
こんなに甘くておいしい果物が、世の中に存在していたなんて!
以来、ライチが大好物に。


最近では冷凍ではなく、中国や台湾などで収穫されて、そのまま生の状態で輸入されることも増えてきているようです。

冷凍もおいしいけど、生ライチのみずみずしさは格別!
生ライチがもっと手軽に、もっとお安く手に入る日本になったらいいなー。

と、ライチ愛をたらたら語りましたが、この記事では、

「ライチを食べてみたいけど、どうやって食べたらいいか分からない」
「生ライチが珍しくて買ってみたけど、むき方を知りたい」

といった方に向けて、写真付きでライチの食べ方・むき方をご紹介します。

ライチの旬・食べ頃


こちらが今夏、地元の青果店でよく販売されていた輸入ライチです。
wikiによると、日本では初夏を中心に、輸入もののライチが多く出回るそうです。


安全性が指摘されたこともある中国産ですが、「まあもう大丈夫だろう! 気にしてたら食えん!」ということで、安かったし、今年は何度も購入しました!


箱で2,380円。かなりお安いですが、いいライチでした。

ライチは足が早い(傷みやすい)ので、実店舗であまりの破格で売られているときは注意が必要です。
皮が妙に黒ずんでいたり、カビてきているようなものは避けた方がいいでしょう。


冷凍ライチはほぼ全ての粒が赤褐色ですが、生のライチは黄緑色のものも混じっています。


黄緑色だからといって熟れていないというわけではなく、赤く色付いているものと同じように甘いです。

生ライチは販売されている時点ですでに食べ頃です。
傷みが早いので、フレッシュなうちにいただくことをおすすめします。

生ライチの食べ方・むき方


生ライチは水でサッと洗って皮をむいていただきます。


皮のイガイガがはっきりしているのは新鮮な証拠です。


わたしのおすすめは、軸の反対側、ライチのおしり側から皮をむくやり方です。
外皮の下にはさらに薄皮があります。

冷凍ものだと外皮をむいたときに、この薄皮ごとペロリとむけてしまうのですが、生ライチは外皮が硬く、薄皮もぴったり張り付いているので残りがちです。


薄皮を取り除くと、プリッとしたライチの実が顔を出します。
このみずみずしいツヤがたまりません。

薄皮と実の間はすき間がなく、ぴったりとくっ付いています。
果肉は果汁をたっぷり含んでいるので、ちょっとでも指で傷つけてしまうと、ピュッと果汁が飛び出ます。
生ライチをむくときは、服や周りを汚してしまわないように注意してむいてください。


パソコンなど、精密機器の周りは危険です!
思わぬところにピュッと果汁が飛び、キーボードがやられます!


外皮は硬いですが、ペリペリとむきやすい皮です。
最後に軸の部分を残して……。


実のてっぺんと軸の部分をはがすように、軽く力を入れるとポロッと皮が取れます。
説明が難しいのですが、写真のように皮と実が離れれば、きれいにむけたことになります。

軸が残ったまま食べると苦いので、しっかり取り除いてから食べた方がいいです。


かの楊貴妃も愛したといわれるライチ。
上品な甘さに豊かな香りがすばらしいです。

皮を完全に取った状態で、口の中に放り込みます。
真ん中に種があるので、種と実を離すように、実の部分だけをいただきます。
(口に入れず、最初に指で実をむいて、種を取り出してから食べてもいいです。)


実を食べたあとに残った種です。
種はおいしくないので、口の中でガリっといかないようにしてください。


ライチの種の形状は、実によってかなり差があります。
外見は同じライチなのに、残った種の色や形はバラバラ。

種の違いでライチの味に差が出るというわけでもなく、これは今でもずっと不思議に思っています。

おいしいライチ・まずいライチの見分け方って?


ライチを食べてことのある方で、

「何これ、まずっ!!」

と、ペッとしたくなるほどの、まずいライチに出会ったはいますでしょうか?
わたしはこれまで何度もあります。
冷凍ライチも生ライチも、なぜか妙においしくない「ハズレ」がたまにあるのです。悲しいですが。

見た目は新鮮でプルッとしていて、全然腐ってなんかいないのに、食べてみるとなんか変な味!

本当に見た目では全然わからないので、ハズレを引いたときのショックは大きいです。

しかし、なぜこのライチだけまずいのか理由が分からない!!

おいしいライチちゃんの中に、なぜ、まずまずなライチちゃんが混じっているのかは未だに分かりません。


失敗しないライチ選びとしては、

  • 生ライチを買う場合は、とにかく傷んでいない新鮮そうなものを選ぶ!(色は赤くても黄緑でもOK)
  • 冷凍ライチの場合は、見た目がふっくら丸々としていて、皮に亀裂やへこみがないものを選ぶ!

ことが、おいしいライチに出会うポイントです。

バイキングのデザートに冷凍ライチが出ていることも多いです。
そこで初めて食べたライチがたまたま変な味で、ライチ嫌いになられてしまっては、わたしとしても悲しい!

まれに、まず~いライチに出会ってしまうこともありますが、それはたまたま!
大半のライチちゃんは、プリッと甘く、すばらしくおいしい子たちです。

一つ食べて、もしそれがハズレでも諦めないでもう一つ食べてみてください。
ライチはいい!
おいしいんです!

「皮をむかないと食べられない」
「汁が飛ぶ」

など食べるのが面倒に感じる部分もちょっとはありますが、ライチはおいしいんです!
だから、食べてほしい!

特に、これまで冷凍ライチしか食べたことのない方は、生ライチはおすすめです。
やっぱり生の方が断然おいしい!
ライチ革命、起こります。

ぜひぜひ、ライチであま~い幸せを!

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