ショップジャパンの電気圧力鍋「クッキングプロ」がリニューアルし、最新モデルの「クッキングプロ V2」が登場しました。
1台8役から1台9役となり、発酵調理でヨーグルトメーカーとしての機能もプラス。
大きな液晶パネルで調理メニュー名を選択できるので、レシピ本をいちいち確認しなくても、直感的に操作しやすくなりました。
火を使わないから目を離しても心配がないところは、やっぱり電気圧力鍋の一番いいところです。
この記事では「クッキングプロ V2」を実際に使用してみた感想を、写真をまじえながらご紹介します。
クッキングプロ
※ショップジャパンさまより商品提供いただき記事を執筆しています。
クッキングプロV2になって何が変わった?
クッキングプロV2は、旧モデルのクッキングプロのリニューアル版です。
わたしは2019年より旧モデルを使用していましたが、特に印象的だったのが、
- 1台8役から→1台9役となり、「発酵調理」機能がプラス
- 豊富なレシピが内臓され、液晶パネルで操作が簡単に
- 時短したいときの排気ボタンと蒸気口が離れ、より安全に使えるように
- 大容量3.2Lサイズと、コンパクトな2.4Lサイズの選べる2サイズが登場
といった変化です。
この記事を書いている2021年10月現在、ショップジャパンでは旧モデルもまだ取扱いがあるのですが、やっぱりリニューアルされた新モデルの方が安全で便利でおすすめです。
1台9役!発酵調理でヨーグルトや味噌も作れる
クッキングプロV2の「1台9役」の内容はこちら。
- 圧力調理
- 無水調理
- 炊飯
- 蒸し調理
- 煮込み
- 温め直し
- 炒め
- スロー調理
- 発酵調理 ←New!
今回新しく追加された「発酵調理」機能では、ヨーグルトや甘酒を作ったり、塩麹、手作り味噌なども作れるようになりました。
スロー調理は圧力をかけずにじっくり加熱し、煮崩れを防ぎながらもトロトロの仕上がりにしたいロールキャベツなどに向いています。
電気圧力鍋としてだけではなく、1台でヨーグルトメーカーやスロークッカーとしての役割も果たしてくれます。
豊富なレシピを内臓、液晶パネルで操作が簡単に
クッキングプロV2には最大100種類(コンパクトサイズは80種類)のレシピが内臓されています。
↑レシピの選択は、液晶パネルを見ながらダイヤルを回して決定します。
レシピ番号や50音順のメニュー名、使用する食材などからもメニューが選べます。
旧モデルでは、作るメニューに合わせてレシピ本から圧力時間を調べて自分で時間を設定、という流れが基本でしたが、V2ではメニュー名を選ぶだけで自動的に調理時間などを設定してくれます。
お気に入り機能もあり、よく作るレシピは登録しておけるので、いつも決まった料理を作ることが多い方には便利な機能です。
より安全に使えるように設計されたフタ部分
クッキングプロV2には、加圧/非加圧を切り替える排気ボタンが追加されました。
圧力調理が終わったあと、この排気ボタンを押すことで強制減圧ができます。
これにより「調理は終わったけれど減圧がまだでフタを開けられない」「でも待てないし早くご飯にしたい!」といったときに、より安全にフタを開けられるようになりました。
↑旧モデルでは圧力切り替えバルブと蒸気口が一体化した設計でした。
蒸気口からは熱い蒸気が吹き出すため、すぐに減圧してフタを開けたいときには、特にヤケドに注意しなくてはならなかったのです。
クッキングプロV2では排気ボタンと蒸気口が離れているので、以前よりも使用の際の安全度がアップしています。
個人的に、リニューアルで一番よかったポイントがこの排気ボタンの搭載でした!
大容量3.2Lサイズと、コンパクトな2.4Lサイズの選べる2サイズが登場
クッキングプロV2には、
- 大容量3.2L(2~6人分)
- コンパクト2.4L(2~4人分)
の2サイズが展開されています。
コンパクトサイズはひと回り小さく価格も安いので、ひとり暮らしの方や、少量の調理でいい方におすすめです。
クッキングプロV2を開封&同梱物をチェック
今回はブログ用にクッキングプロV2の大容量3.2Lサイズをモニターさせていただきました。
大きさはおよそ幅295mm×高さ297mm×奥行292mm。
重さは約3.8kgです。
基本セットの内容は、本体、電源コード、しゃもじ、計量カップ、お手入れ用ピン、取扱説明書、おまかせレシピ100(レシピ本)となっています。
ぱぱっと絶品毎日ごはん50(専用レシピ本)も付属していました(販売時期により変わる可能性もあるかも?)。
特別な組み立てはなく、電源コードを繋げばすぐに使えるようになります。
付属のしゃもじは「立つ」しゃもじでした。
今まで使ったことがなかったので、わたしにとってはちょっと嬉しい仕様です。
フタの裏にはパッキンが取り付けられています。
このあたりは火にかけて使う一般的な圧力鍋と同じ作りですね。
内釜は炊飯器のようになっていて、取り外して洗浄ができます。
本体の正面側。
液晶を見ながら、ダイヤルとボタンで操作してメニューを選びます。
本体の裏側。
裏側にはつゆ受けも付いています。
水平に引いて取り外しができるのですが、最初はやり方が分からずとまどいました……。
クッキングプロV2で定番カレーを作ってみた
電化製品にはあまり強くないなので、説明書を読み込みながらまずはカレーを作ってみました。
「メインメニュー」画面から、「クイックメニュー」を選択。
初期設定に「いつものカレー」というメニューが登録されています。
写真は見づらいですが、「いつものカレー」を選択すると、「手順:炒め→圧力調理→煮込み」と「調理時間:約59分」というのが表示されました。
この調理工程と時間でメニューが完成します。
決定ボタンを押すと、「炒め」の工程から開始され、あとは液晶パネルの表示に従って調理を進めていきます。
フタを閉めて圧力調理に入ると、まずは予熱が始まります。
調理の完了も教えてくれました。
圧力調理中~減圧されるまでは、圧力表示ピンが上がった状態になります。
減圧が終わり、ピンが下がったらフタを開けられます。
急いでいるときは蒸気口からの吹き出しに気を付けながら、排気ボタンを押して強制減圧も可能です。
レシピにはなかったけれど、ナスも一緒に入れてみました。
圧力調理が終わったあとに、ルーを入れて煮込みの工程に入ります。
クッキングプロV2で一番最初に作ったカレーは……うーん、ドロドロ!
レシピ本の「いつものカレー」のに記載されている材料はカレー用の豚肉だったのですが、鶏ももで代用していました。
あとから気付きましたが、今回のメニュー設定だと圧力調理時間が10分間あり、鶏ももだとやりすぎだったみたいです。
ナスも予想どおり、とろけて形がすっかりなくなっていました。
でも味はちゃんとおいしかったので良しです!
そして後日、再び鶏ももで作ったカレーがこちら。
今回はメニューからは選ばず、「手動調理」で自分で時間を設定しながら炒め→圧力調理→煮込みとおこなっていきました。
レシピ本の「食材別 加圧時間」の一覧表を参考に、じゃがいもに合わせ、圧力調理時間は3分に設定。
ナスも前回の経験を踏まえ、レンチンで最後に足すようにしたので食感と存在感も残りました。
わたしの場合、性格が適当なため、なかなかレシピ本どおりに材料を揃えることがありません……。
なので、「大体こんなものかな」と当たりを付けて手動調理をよく活用しています。
まとめ&クッキングプロV2がおすすめな人
クッキングプロV2は、1台9役で発酵調理やスロー調理もできる電気圧力鍋です。
何と言っても「火を使わない」から、ほったらかしでもOKで、火の心配をする必要がありません。
調理中ずっと気にしていなくていいので、ガスの扱いが怖いと感じるご高齢の方や、仕事や家事、育児に忙しい方にもおすすめです。
使い慣れるまでは少し時間がかかるかもしれませんが(実際わたしも何度も説明書を読み返したので……)、慣れてしまえばとても頼れる存在になると思います。
商品の詳細はショップジャパンの公式サイトをぜひチェックしてみてください。
クッキングプロ